高校における解析学は,
関数の値の変化の様子を調べることが主題である。
関数は,
定義域に注意し,
増減を調べながら,極値,最大・最小,値域を調べることが問題である。
関数は,式やグラフで表現されるが,
案外,表も使い勝手がいい。
グラフは,一目で値の変化が分かる反面,
配慮する点が多く,敷居が高い場合がある。
その点,表は庶民的な感じがする。
そして,方程式・不等式は,
特に,不等式は,解析の
問題
である。
\(f(x)=\log_ax\) の a を底と呼ぶ。
この頁では a > 1の場合を記す。
0 < a < 1の場合は
こちら
x | +0 | … | \(\dfrac{1}{a}\) | … | 1 | … | a | … | +∞ |
\(f(x)\) | -∞ | ↗ | -1 | ↗ | 0 | ↗ | 1 | ↗ | +∞ |
x | … | \(\dfrac{1}{4}\) | \(\dfrac{\sqrt{2}}{4}\) | \(\dfrac{1}{2}\) | \(\dfrac{\sqrt{2}}{2}\) | 1 | \(\sqrt{2}\) | 2 | \(2\sqrt{2}\) | 4 | \(4\sqrt{2}\) | 8 | … |
\(\log_2x\) | … | -2 | \(-\dfrac{3}{2}\) | -1 | \(-\dfrac{1}{2}\) | 0 | \(\dfrac{1}{2}\) | 1 | \(\dfrac{3}{2}\) | 2 | \(\dfrac{5}{2}\) | 3 | … |
0 < a < 1の場合は こちら