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170104 初版 170104 更新
f(x) = x2 とします。
この関数は,
x ≦ 0 で単調に減少,
x ≧ 0 で単調に増加します。
x = 0 で 最小値 0 をとります。
一般に f(a) = b とすると,f(-a) = b です。
α を実数とすると,α2 は 0 以上の数となります。
方程式 f(x) = c について考えてみます。
c < 0 のとき,
方程式 x2 = c の解は,実数ではありません。
x2=−1 …② を満たす数のうちの一つを虚数単位と呼んで,
i と表します。
すなわち,i2=−1, √−1=i
このとき,(−i)2=(−1)2⋅(−1)=−1 ですから,
−i も② の解となります。
x2=−2 の解は √2i または −√2i となります。
√−3 は √3i と表すことができます。
b を 0でない実数 として,bi を純虚数と呼んでいます。