A, B, 2つの集合がある。
A にも B にも属する要素を集めて,
新しい集合を作る。
それを A と B の共通部分といい,
A ∩ B とかく。
すなわち,
A ∩ B = {x | x ∈ A かつ x ∈ B}
A か B の少なくともどちらか一方に属する要素を寄せ集めて,
新しい集合を作る。
それを A と B の和集合といい,
A ∪ B とかく。
すなわち,
A ∪ B = {x | x ∈ A または x ∈ B}
ある集合 U の要素であるが,Aの要素でないものを集めて,
新しい集合を作る。
それを U に対する A の補集合といい,
\(\overline{\rm A}\) とかく。
すなわち,
\(\overline{\rm A}\) = {x | x ∈ U かつ x ∉ A}
複雑な集合も,この3つの方法で構成することができるらしい。
「A の補集合」の補集合は,集合A に等しいとする。