130119 初版
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方程式\(\sqrt{x+5}=x+3\)を解く。
x -5 -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4
\(\sqrt{x+5}\) 0 1 \(\sqrt{2}\) \(\sqrt{3}\) 2 \(\sqrt{5}\) \(\sqrt{6}\) \(\sqrt{7}\) \(\sqrt{8}\) 3
x+3 -2 -1 0 1 2 3 4 5 6 7

グラフ
グラフ1 \(y=\sqrt{x+5}\)  グラフ2 \(y=x+3\)

関数では次のことに注意する。
定義域,値域,増減,最大・最小
まず \(x\geqq -5\) が必要である。 でなければ,左辺は実数ではない。
次に, x+3 が負の数ならば,等式は成り立たない。
ここは,しっかり考えるところで,安易に左辺は0以上の数だからというのではない。
不等式 \(\sqrt{x+5} > x+3\) を考えるときには,
-3より小さい x にも不等式を満たす x はある。

ここで,両辺2乗して,

\(x+5=(x+3)^2\)  すなわち,\(x^2+5x+4=0\)
この2次方程式の解は2つあるが,
もとの方程式の解は\(x\geqq -3\)になければならないので,
x = -1

方程式\(\sqrt{x+5}=x+3\)を満たす x の値は -1

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