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文字には,定数を表す文字と変数(不定元)をあらわす文字がある。
定数とは多くの場合,変数とは無関係に定まる数である。
変数は,学びはじめとしては数を取るものとしてよい。
項の結合を式という。
次数が自然数または0である式を整式という。
この場合,文字はすべて数をとる。
1文字以上(高校では1,2文字)の変数の整式を多項式という。
整式(多項式)には自然と数が作用している。
すなわち,
m(A+B) と mA + mB は等しいとする。
文字の部分が同じ項を同類項という。
同類項はまとめることができる。
すなわち,
aX + bX と (a+b)X は等しいとする。
いまは,意識して等号を使っていない。
3ax+by+2xy+x2+3y2 を
x についての整式と見て,項べきの順に並べると, x2+(3a+2y)x+3y2+by
y についての整式と見て,項べきの順に並べると, 3y2+(2x+b)y+x2+3ax